タージなマハル

今日はタージマハルのあるアグラに向かう。インドで初めて列車に乗るのでワクワクである。

 

電車まで少し時間があったので、アグラ〜ヴァラナシ(ヒンドゥー教の聖地)の寝台列車のチケットを先に取ることに。

昨日と同じようにチケット売り場はそっちじゃないよとインド人おっさん。

はいはい、無視無視。慣れたら心地いいもんですね。

 

アグラではタージマハルだけを見て今日中に寝台列車に乗ろうと思っているので、今日のチケットを探すことに。

しかし、ここでまたトラブル。今日明日明後日のチケットが全部売り切れらしい。

タージマハルやアグラ城しか見所がないアグラに、そんな長居はできない!!とゴネていると、アグラ駅から20キロ先のトゥンドラ駅からヴァラナシから15キロ離れたDDU駅までの寝台ならひと席余っていると。

まじか、そんなん聞いたことないし、クソ不便だなぁ。そんなローカル線乗ることないだろうし、まぁいいか。トゥンドラ〜DDUのチケット購入。

 

そんなこんなでアグラ行きの電車を待つこと1時間。案の定の遅延。

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ホームで待っているとチャイとペンを売っている親子に遭遇。怖いもの見たさで10ルピーのチャイを買ったけど、これがもうゲキまず。笑笑

チャイというか腐った卵を飲む感じ。

 

でも子供たちがあまりにも可愛いくて、私が乗る電車も教えてくれたので、明治ユニバーシティのボールペンをペン売りの少女にあげてしまう。1本しかないのに、、、

1本のペンからシャーペンにもなり、3色出るのは珍しいようで喜んでもらえた。

彼女らがそのペンで勉強をし、明治に留学生として入学する未来を念じて止まない。

 

その後ターバンを巻いたパンジャーブから来たというインド人に話しかけられる。テキトーにあしらってたら、何故か腰にぶら下げてるナイフをチラつかせてくる。テレビでしか見たことない喉を搔き切る用のナイフや、、、怖くなったので真摯に受け答えしてたら、私が乗る電車を丁寧に教えてくれました。ナイスガイ。

ほんとにインドの列車は不親切。車両ナンバーも全く書いてなくて、ペン売りの少女に何回も確認してもらってなんとか乗車。

 

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インドの田舎を4時間くらい列車に揺られて、アグラへ。アグラ駅に着いた途端、リキシャのおっさんの客引きに捕まる。勝負所。駅からタージマハルまでの相場が分からなくて、困っているとここで初の日本人遭遇!!!

相場を聞くとその人は200ルピーで行ったそうな。サイクルリキシャを捕まえて100ルピーでタージマハルへ。

 

タージマハルはなんてことないただのお墓でした。にしても日本人に会わない。タージマハルまで来て会えないとは。そろそろ日本語が恋しくなったのである。

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タージマハルでは1人の日本人がよほど珍しかったのか、タージマハルバックに写真と握手を求められる。「イットフィールスフェーマスアクター!」だいたいこういうと大ウケ。

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famous actorとタージ

 

タージマハルからアグラ郊外のトゥンドゥラ駅に向かうタクシーでは、おっさんがやたらガソリンスタンドに寄ろうとする。これは確実にガソリン代払わされるやつや。direct to station!とまくし立てると意外とあっさりやめてくれた。

 

にしてもほんとに一瞬でも気を緩めたらやられるわインド。常に気を張らないといけないので毎日がほんとにtiredです。

 

トゥンドゥラ駅からの寝台列車が来なくて困っていると、ハンガリー人のグループと遭遇。その人たちと列車に乗ると、なんと君たちの席はないと言われ大焦り。ハンガリー人もずっとオーマイガー!アメージング!を連呼してる。スタッフ用の席?を急遽用意してもらうことになり、まぁなんとか今無事にブログの下書き中。

 

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車内はこんな感じ

 

そろそろ日本語が恋しくなってきたので明日はバラナシで日本人宿探し。一日中TOEICのlisteningを練習しているみたいで、アタマが痛いのね。

 

ps.寝台列車にてついにお腹壊しました。たぶん犯人は少女に買わされたゲロ不味いチャイです。